D.R.E.S.S

ぎゅーどんさんのD.R.E.S.S、先日出勤前に届きました〜!

冊子の厚さに見合わず、中身は「腹筋板チョコのようだ!」ってぐらいギッチギチに詰まってました。

紐解けばロボット史、力強さのアピールに勇壮・勇猛な鎧や動物などをモチーフにしてきたが、

誰とは言わんけど今業界を牽引していると言って過言ではなかろうその人の影響で、

近年そのラインは細くなだらかに、より女性的に姿を変える。

それでも花を題材にしたものはまだ少なく、

鑑みれば機動武闘伝Gガンダムからガンダム・ローズ、ガンダムUCはローゼン・ズールくらいではなかろうか。内、ガンダム・ローズに至ってはローゼス・ビットと呼ばれる武装のみであり、

以外もっと遡れば敵メカにコンバトラーVの奴隷獣バララや勇者シリーズエクスカイザーにデスカボチャンなど挙げられるが、「獣」と名をするだけありおよそ「ロボット」とは程遠く所謂「ヤラレメカ」然とした様相(批判ではない)、

本格的な採用はローゼン・ズールが初の試みであろう。

ガンダム試作機1・2・3号、4号機を合わせても、

タイトルから花の名を冠する機動戦艦ナデシコエステバリスでさえ花とは関係しないデザインである。

あとF91のラフレシアモビルアーマーだし。

奇しくもガンダム作品が多く列挙される。

そこでD.R.E.S.S。

素材となった花と曲線機体の双方は嫋やかに女性らしく織り成され、

今風に、デザインの次元で美しく融合される。

「女性らしく」、

そう、デザインされた方は女性なのである。

ご本人が上げたのかいずこからか流れ着いたか、

初見はPrinterestのアプリでした。

そこからTwitterのアイコンをタップし、

即フォローさせていただきました。

メカという、一般的にあまり好まれない分野に踏み入れられた女性、というだけで興味を惹かれますが、

その描線も流麗で、まあ単純に彼女のデザインが好みなのだ。

私が識らないだけかも知れませんが、

作中クレジットされる「メカデザイナー」の領域ではもちろん聞き及ばず、

稀少ですがメカ好きを公言される女性はおられたものの

ご自分でデザインされる方は初めてでした。

全てはまだ読めてませんが設定もしっかりされていて、

設定書の端書を読むのが好きなこともあり、

読み物としてもおもしろいです。

ツイート全部を見てはいないため、

(私にとって)初出のものもあり十二分に楽しめました!

今後の展開もありそうなのでまだまだ期待できます。

また、他のデザインも見てみたいものです。